こんにちわ junnyです。
今回は大分別府にある 泥風呂で有名な別府保養ランドの体験記事です。
濃厚な泥が大きな特徴の変わった温泉で 3回ほど訪れました。
昔、友達と九州旅行に行ったときが1回目
2回目は 2015年の正月九州1周旅行にて
3回目は 2016年の大分&熊本正月旅行でこの施設に宿泊したとき
3回目にしてようやく宿泊が実現したので 宿体験も兼ねて記事を書いてみますね
宿泊プラン・費用
予約サイト | 施設に直接電話で予約 |
宿泊プラン | 1泊2食付き(正月価格) |
部屋タイプ | 和室 6畳 |
費用 | 1人9500円(通常は 7500円) |
設備・部屋・サービス
初めて訪れる方は この建物を見た瞬間
あれ?どこかの役場か学校に間違えて来てしまったかな?
と思われるかもしれません。
※じゃらんより出典
温泉施設 という雰囲気ではないけど、この建物自体は宿泊施設や食堂があり、実際のお風呂は歩いて少し離れた場所にあります。
駐車場は 建物のすぐ隣り以外にも道路を挟んだ向かい側にもあり、広いので停められないことはありません。
中に入ると受付があり 日帰りも宿泊もこちらで手続きします。
受付があるロビーを見渡すと奥の方に食堂が見えますが、ここは宿泊者のみが利用できるもので、通常レストランとしての機能はしてません。
なのでお食事は先にどこかで済まされるか、入浴後別の飲食店に行くかする必要があります。
トイレも玄関から入った真正面にあります。
本館のお風呂場まで行く前に
1Fロビーにあるトイレで先に済ませておくといいかもしれません。
お風呂場にも一応ありますが、人が多いと待たされてしまう恐れがあります。
あと、脱衣場には鍵付のコインロッカーがないので貴重品がある場合はロビーの有料コインロッカー使用をお勧めします。
車で来られてる方なら 小銭入れだけ持ってきて後は車内に置いておく方がいいかも。
お土産コーナーも見当たらなかった気がします
泥石鹸などの自社製品みたいなのやタオルなどのアメニティの販売があるぐらいですね。
部屋
宿泊部屋は 合宿か寄宿舎みたいな感じで部屋にはトイレがありません。
共同のトイレは学生時代を思い出させます。
6畳程度の和室で 少し狭くは感じますが とにかく湯治目的なのでこの辺は旅館のようなものを求めないほうが良いでしょう。
お風呂
長い渡り廊下を歩いて行くと本館に着きます。(100m前後ぐらいかな)
途中、遠くに間欠泉が噴き出すところが見れる場合もあります。
結構な頻度でプシューー一一!!!と吹き出すので一度は見れるかもしれません。
本館に着くとスリッパを下駄箱に入れて中に入ります。
中に入ると、大広間の休憩所があり、その奥の方で本館の受付があります。
そこでチケットを渡して脱衣場の方に入ります。
脱衣場はとても狭いのと 鍵付のコインロッカーはないので貴重品は気を付けてくださいね。
あと髪の長い女性はヘアキャップをかぶる必要があります
というのも、ここは石鹸利用が禁止なので 髪を洗うことも出来ないからです。
軽くついた泥はシャワーで流せますが、完全には落とせないと思います。
【内風呂 コロイド湯】
脱衣場と内湯のコロイド湯との間には仕切りは全くなく、そのまま段差を降りて入ります。
まずは シャワーで体を丁寧にすすぎ(石鹸は使えないのが気になりますけど)
白濁した”コロイド湯”につかってみます
※別府保養ランド公式サイトより出典
敷地内各所から噴出してる噴気に通して造成した温泉とのことで軽い硫黄臭がします。
壁には大きな文字で様々な効能などが書かれてました(美肌、皮膚病に良いと書かれてます)
湯舟は広々として大人数が入っても余裕。
少し熱めですが 場所によって多少温度差があるので移動しながら入りました。
【地下鉱泥浴場】
さらに 隣の部屋に行くと”地下鉱泥浴場”があり 異性の目を気にせずに泥風呂をゆっくりと堪能できます。
底の方をさぐると ぬるぬると柔らかい泥がたくさん沈殿していてそれを背中や顔に塗ったりします。
ただ、成分が非常に強いため肌の弱い方はパックはやめといたほうがいいと思います。(基本的に顔に塗らない方がいいみたいですが、自己責任でされてる方もチラホラ・・・です)
の場合ですが 体に塗ってしばらくすると 体中平な赤い模様のようなものが浮かび上がりびっくりした経験があります。(痒みとかは一切なしですぐに消えました)
皮膚というよりは 皮下組織の血管に変化が起きたのでは?という感じでしたが見た目も気持ち悪く 焦りました。
その症状が出てしまった当時はまだ毒素が体中にめぐっていて反応したのかもれません。
さあ次がいよいよ本番。
この施設の一番の醍醐味ともいえる 大きな混浴泥露天風呂へ行ってみます。
小さな木の扉を開けて、まずはまだ囲いがある部分から腰を沈めて入っていきます。
そのまましゃがんだまま 男性と共同の広い露天風呂へと移動します。
ここも そういう方が少なからずいるようでそれが問題となってることもあるようです。
何となく 怪しいかな・・と思われる人が一名いましたが、特にあからさまでも無かったし、裸そのものは湯船につかってさえいれば見られることもないので大丈夫です。
【失敗談】
そういえば 来訪3回目の時、ちょっとある失敗をしてしまいました。
内風呂からその混浴露天風呂に行く際に扉がいくつか複雑にあるのですが、
うっかり違う扉をあけてしまいました。
開けた扉の目の前には、男の子を手にひいて立ち尽くしてる真っ裸の男性が!
しかも至近距離でお互い ジーーーっとお見合い状態。
私は失礼しました・・・と冷静にかつ静かに扉を閉めて 何事もなかったかのように混浴露天風呂の方にすーっと入っていきました。
一瞬何が起きたかよくわからなかったけど、 あー やってしまったのだな・・・と数秒経ってからようやく気付いたのでした。
とにかくここは造りも変わってるし 何より珍しい泥湯ということで、別府に来たらここは外せない温泉施設であることは間違いないですね。
温泉データ
項 目 | 詳 細 |
---|---|
施設名 | 別府保養ランド |
温泉名 | 明礬温泉 |
泉質 | 酸性明緑礬泉、硫黄泉 |
ph | 2.9 |
源泉温度 | 49.7℃ |
その他特徴 | 濃厚な泥湯。石鹸、シャンプーは禁止です。 |
営業時間 | 9時~20時 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 大人1,100円 小学生600円 5歳以下350円 |
バリアフリー等 | 泥湯は高低差がわりとあるので、コロイド湯までなら負担は少ないかと思います。 |
住所 | 大分県別府市明礬5組-1 |
電話番号 | 0977(66)2221 |
周囲の様子
この施設から もう少し先に進むと 有名な明礬温泉 湯の里があります
※明礬温泉 湯の里公式サイトより出典
こちらで 湯の花を作るところを見学できます
相方さんとの旅行では行かなかったのですが、この画像のように写真撮影には最適なスポットですよね。
お土産は湯の花コスメ 入浴剤などが人気のようです
さらに オススメなのが 岡本屋の売店で売ってる 地獄蒸しプリン
これは最強でした 次もしまた来ることがあったらここら辺りも絶対に責めたいです
料理
宿泊は 素泊まりがなく 2食はかならずついてます。
こちらが夕飯
温泉旅館のようにはいきませんが お刺身や揚げ物など一通りの品数はありました。
一つ残念だったのが 天ぷらが冷めていたこと・・・。
一応 宿泊施設ですからねぇ・・ 過剰にサービスする必要はないですがちょっとここは残念ポイントでした。
朝食はバイキング形式ではなく定食でした(写真は撮影してなかったようです)
泊まってみた感想
お風呂はほんとに文句なしに最高ランク級!
何度でも入りたくなる温泉なので 今回は宿泊をしたのですが、やはり食事が冷めていたのが残念で 出来ることなら朝食のみか なんなら素泊まりでもいいのでゆっくりと泊まりたいと思いました。
でも 食事なしのプランってのがないようなのです。
そうなると どうしても7500円以下になることもないですよね。
個人経営ではないようなので あまり顧客確保の為の工夫というのはされてないようなのでここは仕方ないですね。
でも 普通に1泊2食で これだけの良質の温泉が楽しめるという意味ではけして高いものではないとは思います。
湯治目的として という意味でなら宿泊してゆっくりと利用するというのは良いかもしれません。
以上 別府保養ランドの体験レポートでした♪
最後までお読みいただきありがとうございました
こんな方におすすめ♪
・濃厚な泉質で湯治療養したい人 ・泥風呂を体験してみたい ・明礬温泉周囲で安く泊まりたい |
所在地・アクセス
施設データ
宿泊施設名 | 別府保養ランド |
所在地 | 〒874-0843 大分県別府市明礬5組-1 |
電話番号 | 0977(66)2221 |
その他 | 駐車場あり |
バリアフリー | 客室までは階段のみ 風呂場までは段差なしですが少し離れてます。風呂場内はわりと段差が多いです。 |
宿泊予算 | 1泊2食 入浴料込み 大人 7500円 小学生6500円 ※幼児1500円(食事が付くかどうか不明 要確認)正月 GW お盆などは料金が上がります |
アクセス
別府ICより車で15分
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