【九州ぐるり車で1周温泉旅行】2日目”大雪の別府 竹瓦温泉/別府保養ランド/ラムネ温泉館”

2日目は 3つの温泉 竹瓦温泉、別府保養ランド、ラムネ温泉館を回りました。

いずれも予定通り入ることが出来ましたが、この日は予想以上の雪に見舞われ移動が大変でした。

 

目次

  1. 別府の大衆浴場”竹瓦温泉”
  2. 雪景色の別府保養ランド
  3. チェーントラブル
  4. 湯布院でだご汁
  5. 炭酸温泉”ラムネ温泉館”

別府の大衆浴場”竹瓦温泉”

別府湾SAで迎えた朝。

目が覚めてびっくりしました。

ん?  んんんん??

 

いや、これは大げさですが、

 

前日までの様子とは打って変わり駐車場には雪が広がってました。

 

夜はエアコンはかけずに寝てたけど この景色を見た瞬間急に寒くなった気がして慌ててエンジンかけて、エアコンをつけました。

 

雲の切れ間に見える太陽。

一応初日の出ですね。 あけましておめでとうございます

 

さあいざ別府市内に向かいます

ところが、別府ICまでくると何やら混雑してます。

別府からその先は雪の為通行止めになって通れないためUターンする車で一杯でした。

私達は別府で降りるのでそのまま通れましたがそこも随分混んでましたね。

元旦だからというより大雪だからだと思います。

別府市内でこんなに雪が降るのは珍しいらしく現地の人も困惑してる模様でした。

 

さて 別府市内に入ってまず目指すのは ”竹瓦温泉”(たけがわらおんせん)

 

※別府市サイトより出典

入湯料は100円(砂湯 1030円)ですが この日、元旦は無料でした

 

大衆浴場なのでもともとが安いけど それでも無料というのはなんだか得した気分♪

タオルやせっけんなどは有料になるので 持参が必須です

お湯には大きな柑橘果物が浮いてて 朝からいいお湯を頂きました。

詳しい温泉体験記はコチラ↓

竹瓦温泉体験記

雪景色の別府保養ランド

お風呂から出ると そこは相変らずの雪景色。

これはこれで風情があっていいよね とまだ余裕の二人。

次の温泉場に向かいます。

 

到着したのが “別府保養ランド” (べっぷほようらんど)

むむ? 積雪量が増えてきた?

 

軽く吹雪いてますね。

 

別府保養ランドは泥温泉で有名な施設。

実際の温泉体験記はコチラ↓↓

別府保養ランド体験記

 

吹雪の中の露天風呂は風情があって素敵ですが、どんどん降り続く雪は私達の不安な気持ちをどんどん増長させていきます。

湯布院に行くのに山越えできるんだろうか?

そんな疑問まで湧いてくるほどの雪。

施設管理の人に聞いてみると、今日は山越えは危ないんじゃないかとのこと。

 

でもそういうわけにはいかないので、一応車に積んではいたけど出番はないと思ってたチェーンを付けることにしました。

 

チェーントラブル

雪がどんどん降ってくるので雪を避けるために 施設の入り口の屋根があるスペースを借りてチェーンを取り付けはじめました。

チェーンは 非金属タイプの女性でも簡単につけられる という謳い文句の商品でした。

なのに、普段そういうのが得意なはずの相方さんが必死に頑張ってもうまく取り付けられません。

説明書見てもダメ、動画を見てもダメ。

とてもじゃないけどチェーンなしでは絶対に山は越えられない。

仕方ないので市内のガソリンスタンドで取り付けてもらうことにしました。

ところが、最初に訪れたガソリンスタンドでは、ジャッキ使用するので5000円必要だと。

ええ? 高い!

ケチケチ旅行だったので 予定外の5000円というのは正直厳しい。

ということで、また近くのスーパーの駐車場スペースを借りてまた取付チャレンジ。

でも、全然うまくいきません。

最後には変な風にめくれたまま戻らなくなり、ついにはタイヤから外れなくなりました。

うわぁ どうしよう! ハサミで切らなくちゃ!(切れるわけがない)

そんな感じで慌てふためいていたら 最後は何とか外れました。

 

結局そんなこんなを1時間格闘したけど取付は出来なかったので

もう自力では無理とあきらめて また先ほどとは違うガソリンスタンドに入りました。

 

すると そこは若いおにいちゃんが当たり前のように無料で取付てくれるとおっしゃってくれました。

ほんとですか??

そのおにいちゃんがまるで天使のように見えたのは言うまでもありません。

 

私達は温かい待合場でその様子をうかがってると、どうもその子も苦戦してます。

1時間以上かかってようやく取付完了

ガソリンスタンドですらこれなので 私達が出来ないのも当然ですね。

今まで取り付けた中では非常に難易度が高かったそうです。

これなら普通の安い金属製のチェーンの方が簡単に取り付けられてたでしょうね。

その昔、戸惑いながらも一度だけ自力で取付はしたことがあります。
当時は私も相手の人も車の知識も浅く 今よりもこういうのは苦手だったけど、それでも30分ほどで取り付けられました(高速道でチェーン切れましたが)

 

普通の金属製のチェーンより 高性能で取付簡単で しかも高かった非金属タイプ
もう怖くて二度と使えません。

 

湯布院でだご汁

無事にチェーンも取り付けられて お兄ちゃんに何度もお礼を伝えて、意気揚々と湯布院に向かいました。

チェーンの取付だけでもかなり時間のロスになりましたが、ここから湯布院に行くまでもやはり雪のせいで、道のりは長く感じられました。

途中いくつか車の横滑りを目撃。 おそらくチェーンはつけてなさそう。

私達はチェーンを付けてはいるけど山越えの道はやはり危険なのでゆっくりゆっくりと進みました。

追突事故の横を通りながら私達も神経がすり減って足もパンパンです。

 

ここまで来たらあともう少し

ひたすら下っていくと湯布院の町に到着します。

 

湯布院での一つの目的が だご汁

ガイドブックに載っていた 陽だまり食堂 という店を目がけていったのですが、なんと定休日!

正月のお店は結構事前にチェックしてるつもりなんですが、この時は失敗でしたね。

 

仕方なく雪が降る湯布院の町を歩いて だご汁が食べられるお店を探しました。

寒いし、雪も降るし早く見つけたいけど こういう時はなかなか見つからないんですよね。

 

やっと1軒見つけて入ると・・・

他のお店が開いてなかったからか、店内は人で一杯。

 

というか、いらっしゃいませの一言がなくて放置されてるんですけど・・・

店に入って どうしようかと戸惑ってると なんとか1席空いたのでそこに座りました。

でもなんか、変な感じがします。

注文も聞きに来ないし お水もこない。

多分、接客に慣れてない方が店内を回ってるんだろうな という印象でした。

私達より少しあとに入ったお客さんは2組ほど怒って出て行ってしまいました。

 

あちゃぁ。。。  私も普段は接客業なので、旅行先でのサービスの様子は勉強になります

でも そこのお店での だご汁定食は 美味しかったです

※だんご汁」は大分を代表する名物料理で、白菜やゴボウなど具だくさんな大ぶり野菜の中に、小麦を練った平たい麺状のダンゴがはいった、あたたかい味噌仕立ての汁。

 

炭酸温泉”ラムネ温泉館”

だご汁(だんご汁)食べてやっとお腹が満たされたけど、ゆっくりと湯布院の町を散策する時間はなさそう。

急いで竹田市のラムネ温泉館に向かいます。

と その前に、こちらも大分の郷土料理 鶏天を販売してるお店を見つけたので、買ってみました。

どこの鶏天屋さんだったのか全く記憶がないのですが、カボス酢醤油をつけて食べるのが斬新で美味しかったです。

名物の だんご汁とり天(かしわ天)も食べれたので満足です。

さあ いざ移動。

竹田市にある長湯温泉にあるラムネ温泉館まで結構遠い上、雪道になるので少しでも明るいうちに着きたいものです。

でも、別府から湯布院までの山越えルートよりは少しマシでしたね。

それでも目的地の ラムネ温泉館についたのは 夜の7時か8時ぐらいだったと記憶してます。

体験記事はコチラ↓

ラムネ温泉館

へとへとになった体を温泉に預け、やっと今日一日が終わった という感じです。

 

今夜はこのラムネ温泉館の駐車場にて車中泊。

お腹はペコペコ。早速お湯を沸かしてお雑煮を造ります

またまた登場

 

里芋 大根 人参 ごぼうなどをカットしてジプロックに入れて持ってきたものを煮ていきます。
(お水はペットボトルの名水利用)

 

味付けは だしパック しょうゆ(ミニボトルで持参) 小分けしたお塩 コーヒーシュガーなどで味付けしていきます。
ここは寒かったからか風が少し強かったからか何度も火が消えてしまって大変でしたが何とかお雑煮は完成しました。
お餅は少し固めだったけど美味しく頂きました。
よく考えたら、大晦日からそんなにまともな食事してないなぁ・・・。
一応ロールパンやミカンなどは持参してきたけど、トータルの食事量は少ないかもしれません。
でもこのプチサバイバル感は何物にも代えがたい経験だなぁ・・・としみじみ感じながら 車内での連泊をしました。

 

この日は2日目の車内泊でしたが 初日よりも寒いし 背中もかなり痛くてあまり寝れませんでした。

 

明け方 あまりにも寒いので さすがに車の暖房はつけたけど背中の痛さもかなり感じました。

 

こんな感じの2日間 数年たった今 また同じような旅行をしてみようと言われたら多分・・・もうできないと思います

あのころは 今よりも若かったし、まだ未体験だったので怖い物知らずだったから出来たことなんでしょうね。

楽しいけど 地獄  地獄だけど 楽しい。
1歳でも若いうちにチャレンジ出来ることはしてみたいなぁとあらためて思いましたね

 

 2日目の移動 

別府湾SA→竹瓦温泉・別府保養ランド  約15km
別府保養ランド→湯布院         約20km
湯布院→ラムネ温泉館          約40km

 

      トータル移動距離  約75km

 

      前日に比べれば移動距離はたいしたことはないけど、チェーン取付のロス
      雪道での走行困難でのロスが大きかったです。

 

 

▲目次に戻る

3日目に続く

3日目ぐるり

 

タイトルとURLをコピーしました