こんにちわjunnyです
今回は 沖縄県 与那国島までの行き方をまとめてみました
訪れたのは 2021年1月上旬の真冬
オンシーズンの夏とは違う条件での与那国への移動の参考に是非してみてください
与那国島までの交通手段(アクセス)
与那国島までの行く手段は2通り
一つ目が 【船(フェリー)】
船は 石垣島の離島ターミナルのすぐ近くにある与那国専用のターミナルがあり、そこから出発します
※出航場所についての注意点は後述します
2つ目が 【飛行機 】
出発地点は 那覇空港か石垣島空港(南ぬ島空港)のいずれか
那覇空港からは石垣島経由の乗り継ぎという形になります
与那国までの船便は時間もかかるし、天候によっては欠航になることも多く、飛行機で行くのが主流です
船(フェリー)で行く
与那国に行くための専用の船は
『フェリーよなくに』(※福山海運)
石垣島から与那国までの便は週に2回 1日1便のみです
所要時間は 4時間30分 と長丁場で覚悟が必要です
【与那国フェリーの時刻表】
石垣島→与那国島 | 火曜日・金曜日 | 10時出発(9時半までには必ず乗船) |
与那国島→石垣島 | 水曜日・土曜日 | 10時出発(9時半までには必ず乗船) |
季節により、運航時刻の変更などがあるので公式サイトや電話などで要確認しておくことを勧めます。
フェリーよなくに (ブログ形式なので少し分かりづらいかもしれません)
【与那国フェリーの料金】
片道料金 | 往復料金 |
大人 3550円 | 大人 6750円 |
小人 1780円 | 小人 3560円 |
※大人 中学生以上 小人 小学生以下
※障害者割引あり
予約の必要はなく、現地でチケットを購入します。
フェリーは大きいし 飛行機で移動する方も多いので乗れないということはないかもしれないけど 近年ダイビングなどで与那国も人気ですし、予約制ではないので早めに到着してチケットを購入したほうがよさそうです。
よなぐにフェリーに乗ってみた様子(石垣島→与那国島)
【乗り場までの移動】
各ホテルからか、石垣空港からか 出発地点はそれぞれで違ってくるかと思いますが 私達は前日まで小浜島にいたため、離島ターミナルから よなぐにフェリー乗り場までの移動となりました。
よなぐにフェリー乗り場は 通常の離島ターミナルからは離れた場所にあります。
離島ターミナルからだと
車(タクシー)で5分
徒歩だと15分
けして歩けない距離ではありませんが、時間の余裕がなかったので
タクシーを利用しました
因みに タクシーでフェリー乗り場に行く場合 運転手さんには
『よなぐにフェリーのチケット販売所まで』
と伝えた方が良いかもしれません。
というのも 私は よなぐにフェリー乗り場まで とだけしか伝えなかったからか
本当に船のタラップの前で降ろされました
確かにフェリー乗り場で間違ってないのですが、チケットは事前に購入してないので まずはチケットを買わなくちゃいけないわけで。。。。
となると チケット販売所はドコ?? 状態となって困りました
くるりと見回すと 一応それらしき建物がありました
入り口が分かりづらいですが 一応裏からも表からも入ることは出来るようです。
裏からならここから入ればOKです
こちらが表側( googleMAPより)
ここの前で止まれば迷うことはなかったかもしれませんね。
無事にチケットを購入した後、船に乗り込みました。
ここで注意点!
乗船で使用する タラップ(階段)は出航時間の30分前(つまり9時半)には 外され、格納されるので それまでに必ず乗船しましょう!
【船内の様子】
いざ乗船
船内の見取り図はこんな感じ
甲板がいくつか分かれてますが実際には 4の場所でしか滞在はしてません。
デッキも広々。
椅子もあってゆっくりできますが荒波が酷い時はしぶきがかかるのでくつろげないかも。
船内は禁煙なのでタバコもここで吸ってました
船内 中央広場には自販機やトイレなど。
ゆったり空間でホテルみたいですね
トイレもピッカピカで綺麗
こちらも綺麗でホテルのようです
トイレの中にある吐きコーナー。気分が悪くなって戻しそうなときは ここの前でスタンバイ。
さすがゲロ船と呼ばれるだけあって専用コーナーがあるとは・・
バリアフリー対応の思いやりトイレも完備。
車椅子での旅も安心ですね
車椅子を置くスペースも完備
揺れて動かないように 止めておく金具紐もついてます
横になって寝れる二段ベッドも
まるで寝台列車みたいで楽しそうですね~
ゴロンと横になって寝れるスペース。 テレビもついて 枕や毛布などもあります 私はここで到着まで過ごしました |
こちらは思いやりスペース。 ここも妊婦さんや体の不自由な方の為の個別スペースです。数はそんなにないかも |
ここが前方の座席 とりあえず最初はここに座ってみたけど (座席フリー)
とてもじゃないけど最後まで椅子に座ることは出来ませんでした。
外の椅子にも座ってみたけど座れたのは最初の1時間ぐらいまで。
バッシャンバッシャンというレベルではないぐらいの水しぶきがあがって濡れるので要注意
飛行機で行く
もう一つの手段が飛行機(プロペラ機)
こちらも今回体験してみました。
私達は旅行3日目に与那国だったので 石垣島の空港からそのまま直行便で出発しました。
飛行機会社はJAL企業の子会社琉球エアコミューター (RAC)のみです。
所要時間は 石垣島空港→与那国空港 30分です
【時刻表】
フライト時刻は 時期やその日によって多少の差や変更がありますが
だいたい1日4便ぐらい
10時台、12時台、15時台、18時台
15時台はいろいろと条件変えて検索してみましたが出てこなかったので現在はないかもしれません。
コロナ感染拡大防止の為に当面の間便数が少なくなってる可能性もあります
【費用】
費用も条件によって変わりますが
大人1人 片道が12,500円~ぐらいです
往復で購入すると 往復割引で片道が8,000円ぐらいとかなり安くなるので 往復券での購入が間違いなくお得です
往復で 約17,000円ぐらい なら片道の料金にほんの少しプラスしたぐらいの金額ですのでほとんどの方はこのパターンかと思います。
その他 特別乗り継ぎ割引、障がい者割引、株主割引 先取割引 などもあります。
※那覇空港から乗り継ぎの料金についてはここでは掲載してません
実際に飛行機に乗ってみた様子(与那国→石垣空港)
【与那国空港】
こちらが与那国空港
空港は北部の中央にあり、周囲は特に何もない場所です。
空港までのアクセスは 宿泊した宿の送迎サービスか レンタカー屋さんの送迎サービスを利用します。
バスはタイミングが合わないといけないし、 タクシーも島に一台しかないので難しいかと思います。
【与那国空港内の様子】
館内図はこんな感じ
とても小さな空港なので迷うことはないはずです。
売店コーナーは一部 お店が閉まってました。
観光客が極端に少ないので仕方ないですね
開いてる売店もありました。
お店の人にいろいろと話を伺うと、秋のGOTOトラベルキャンペーンの時は凄く人が多かったようです。
例年の年末年始も ダイバーたちがこぞって来るので こんなにガラガラになることはあまりないようです
(冬は海が澄んでるので夏よりダイビングには適した時期なのだとか)
レストランも一応開いてるようですが 時間も時間だし人は入ってませんでした
出発時刻のギリギリぐらいまで 手荷物を預けたり 保安検査を受けることは出来ません。
そもそも 職員さんがまだ来てませんでした。
チェックインカウンターだけしか人がおらず 本当に他の空港とは違う雰囲気でしたね。
やっと保安検査を通り過ぎ 待合室へ。↓
ガラーンとしてますが この後、10~15人ぐらい人がやってきました。
思ったよりも人がいたのでホっとしました。
車椅子の方も一人いらっしゃいました。
後ろの方に自動販売機と 携帯電話の充電コーナーがあります。
【RACプロペラ機搭乗】
この日は全国的に空模様が荒れていて 出発時刻を20分ほど過ぎてようやく飛行機が到着しました。
飛行機の搭乗口までは歩いていきます。
ホっとした瞬間。
けして大きくはないサイズの飛行機ですが 乗客が少なかったのでゆとりをもって座ることが出来ました。
風も強かったのでかなり揺れたけど 台風ではないので大丈夫
欠航しないということは 安全だということなんですね。
わずか30分で石垣空港に到着
行きのフェリーのことを考えたらなんともあっという間でした。
やっと到着~ お疲れさまでした。
石垣空港は雨も少しおさまり 風もそこまで酷くはありませんでした。
与那国までのアクセス それぞれのメリットデメリット
では 最後に与那国までのアクセス 飛行機と船のそれぞれのメリットデメリット(注意点)などをまとめてみます
与那国まで船での移動 メリットデメリット
石垣島(フェリーよなくに乗場)⇔ 与那国島 (久部良港そば)
【メリット】
・飛行機よりも断然安い
・船旅を味わえる(船酔いに強い人に限る) ・バリアフリー対策もバッチリ ・設備が綺麗で整ってる |
【デメリット】
・とにかく尋常じゃないほど揺れるので酔いやすい
・4時間半と乗船時間が長い ・週に2回 一日1便しかないので不便 ・天候が荒れるとすぐに欠航する |
船のメリットはとにかく安く行けること
費用面で考えたらダントツ船! と言いたいのですがデメリットもあるので、意外と船を乗る人はそんなに多くはないようです
一番のデメリットはやはり揺れが酷い状態が四時間も続くので酔ってしまうのが心配なことでしょうかね。(実際に誰かほかの人が吐く声が船内中響いてました。。。。カオス・・)
そして四時間半という時間のロスで半日近く時間が潰れてしまうので この船旅を有意義に楽しめるならいいのですが 酔ってしまったり ただひたすら寝るだけならあまり意味がないかもしれませんね。
飛行機よりも欠航しやすいのも欠点かもしれません。
私達が石垣島に戻る日はちょうど与那国島から石垣島までのフェリー運航日でもありました。 でも飛行機のフライトも大丈夫かと心配するぐらいの大荒れの天候だったため 見事によなぐにフェリーは欠航でした。
与那国まで飛行機での移動まとめ メリットデメリット
与那国空港⇔ 石垣空港(南ぬ島空港)
【メリット】
・とにかく早いので観光スケジュールのロスが減る
・往復での利用や早期予約なら安く行ける ・与那国での送迎サービスは空港の方が多い ・毎日往復便があるし便数も船よりはある ・船よりは欠航の確率が低い |
【デメリット】
・船よりは値段が高い
・プロペラ機なので揺れも大きく狭い(船よりは全然マシ) ・到着が早すぎて旅気分を味わいにくい ・離島から離島での移動だとターミナルから離れてるので不便 |
飛行機は気軽だし 時間も船との差が4時間も違うので大半の方は飛行機での移動をチョイスします。
限られたスケジュールの中で時間を有効に使おうと思えば飛行機が一番ベストですね。
値段は確かに飛行機は往復割引を利用しても船よりは高いのですが、それだけの価値はあると思います。
(飛行機 往復約16,000円前後 船 往復約6,000円前後)
デメリットに書いたような離島から離島への異動での不便さというのはそんなに大きなマイスナポイントではないと思いますが、今回私達は前日まで小浜島にいたので そこから飛行機で与那国に行こうと思ったらちょっと飛行場までの移動は面倒だったかなと思ったので書かせてもらいました。
以上で 与那国までのアクセスや実際の飛行機やフェリーの様子のまとめ記事終わります
おまけ ゲロ船対策! 酔わない為に
最後に ゲロ船とも呼ばれる フェリーよなくにで酔わない為に工夫したことを書いてみます
元々船酔い 車酔いしやすい体質の私がなんとか酔わずに済んだのは
1. 酔い止めを事前に飲んだこと
2. 横になって波の揺れに逆らわず任せたこと
この2点です。
酔い止めだけだと完全には酔いは止められなかったので
横になって目をつぶってると激しい波体がゴロンゴロンと揺れて、最初は力が入ってたのを途中から力を抜いて 揺れるままに身を預けたらだんだん気分が楽になり さいごまで嘔吐などせずに過ごすことが出来ました。
普段から酔わない人は大丈夫だと思いますが、一応念のために酔い止めは準備しておいた方がよさそうです。
関連記事
■ 与那国に行った時の旅行記
■ その他沖縄旅行記
■フェリーよなくにの 案内動画(YouTube)
※ムービーと静止画像を組み合わせた 動画となってます